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旅日記No.1~STRASSEスタートアップ編~


これは今から約三十年ほど前のお話、私が「輸入雑貨屋」を始めた頃のお話です。
当時、私は親と不仲で自身で生計を立てたいと考えていました、
またある空手の団体に生徒として武道を習いに通っており、そこから物語の始まりとなります。


道場で同じクラスのA子ちゃん、顔を合わせるうちにお話をさせていただく様になったA子ちゃん(私と年齢は結構離れてる)
そんなA子ちゃんがある日「お仕事って何をしているんですか?」と質問されたので思わずカッコ付けて東南アジアからの「輸入雑貨バイヤー」ですと大見えを吹いてしまいました(笑)
若いA子ちゃんは興味津々で「どこで仕入れる?」や「何をしいれる?」とお話も弾み、ついには「私、海外に行った事ないので行ってみたい」という流れになり私も勢いで「バイト代たまったら教えてね」と軽い返事。
それもそのはず、当時は航空券代の条件さえ整えば五万円位で往復チケットが買えました、ホテルも当時は予約サイトなど無く現地で安そうなホテルに直接部屋を交渉するというスタイルでした。
ホテルの値段交渉も一室でいくら?というスタイル。
ちなみにタイのバンコクで当時一室が一日で約三千円ほどです。
ただしエアコンは付いているが朝食無し、部屋はキレイとは言い難いが寝るだけと割り切れば・・・・・
食事も安く済ませれば日本円で一食300円程で食べれます、1日三食贅沢しないでミネラルウォーターも含めて多めに見積もっても1,500円位で過ごせる。
ですから大学生A子ちゃんが二か月もバイトすれば最低7日から10日は滞在できます(笑)
そんなA子ちゃんからある日、「バイト代貯まったよ」と言われ少し驚きつつもじゃあ次回の仕入れに一緒に行く?と話すとなんと返事はYESというではありませんか(笑)
若いA子ちゃん、初めての海外旅行でとてもエスニックな東南アジア
恵まれた日本からの渡航で彼女の茶色の瞳には何が映り見えるのか?